CHLOMA ねんどろいどコート レビュ
早速、服レビュー行ってみまショー
CHLOMA ねんどろいどコート 16AW
早速ですが、ワタクシ着れない。もちろんワタクシはオス。でもこれ実はユニセックス
これ以前よりのモデルより肩幅、脇にゆとりがあるんですね。
それでも着れない。着れなくなった。イギリスいた時毎日9lのヴォルビック担いで持って帰ってたら肩ガ・ラガー。ゴリマッチョ。
洋服そのものとして、タウンユースできる価格にシルエットを分割された圧縮ウールのパネルで整形、肉厚で重くならないのは計算あってのこと。裾のドレープが綺麗に出てる。
ジップを半分まで開けた状態。開き方も無骨なM65などと違って曲線が様になる。
ジップはエクセラのシングル。実は以前デザイナーである鈴木淳哉氏に「ダブルジップにしろ」的なクソリプを送ったが案の定無視。
そりゃツイッターのフォロワーが20人そこらで誰かといえば森○っさんとか○谷のキングとかだもん、しゃーなし、だな。
でもこれ、ダブルジップにして下開けると綺麗なんですよー。
デワデワ個人的な感想。こっからクソ生意気につきムナクソ注意報。
コレクションのテーマは、「マゴコロをキミに」そう、エヴァです。このコレクションでは綾波レイの髪色をモチーフにしたカラーを使ったコートも出ていて、デザイナーの嗜好を落とし込んだコレクションとなっています。
しかしふと単純な疑問について考えてみて欲しい。
好きで服に落とし込んだなら、そのあなたの好きなエヴァの世界観をデザインに織り交ぜて結果が、染色、か?????????????????????????????
例えば、クローマ既存の世界観は存在せず、これが初めてのコレクションでエッジのある圧縮ウールパネルがエヴァの装甲であると主張するならわかる。
でもこれって、既存のフォーマットにどこか含みのあるコンテンツの匂いを混ぜてカリスマ性を向上させる、そのプロセスにしか見えないんだけど。それともその程度の判断材料なのか??????????????????????????????????
そう、実はごちゃ混ぜである。ごちゃ混ぜは、気取るのである。リミックスが完成したら儲けに走る、それは良心を咎めるようなもんじゃないのである。ITや様々なコンテンツとのリミックス・・・
デザイナーが気取ること、それが倫理的に外れていると言っている訳ではないし、鈴木淳哉氏がカリスマ性をもつ原材料にかけているとも思わない。(だって思ったら冒涜だし思わなかったら理解したってことになるんでしょ)
でも僕ら考える子供がいつも判断すべきなのは、こいつは次のアジテーターとして認められるか?信用にたるのか?学ぶことはあるのか?こいつは人の美的観念をファシズムに変えないか?だと思う。
デザイナーとしても産業としても既得権益はある。空港の出発ロビーレストラン街にある大して美味くもないのに高い金とる店みたいなデザイナーもいっぱいいる。
その点、俺はクローマが好きです。いいと思います。
(ちなみに俺のアシッドなパトロンであるDJのお知り合いの方が今、クローマのVRプロジェクトでエンジニアリングしているらしいんだけれども、その方もかの有名なサタニスト高橋ヨシキにしばかれたことがあるらしい・・・
インスタ↓